大田区ささき矯正歯科TOP > 部分矯正
患者さんの希望や状態によっては、前歯だけ治療したい、治療期間はできだけ短く費用はなるべく抑えたい、全顎的矯正を希望されない方などに部分的な歯の移動で不具合を改善する方法もあります。MTM(Minor Tooth Movement)、限局矯正とも呼ばれる矯正方法です。
部分矯正のメリット
- 全顎矯正にくらべ、治療期間が短い(症状にもよるが、3か月~1年程度)
- 抜歯をすることが少ない
- 装置が大がかりではないので、比較的痛みが少ない
- 治療費が安い(どこまで治すかによるが、全顎矯正の1/3程度)
- 装置によっては他人にほとんど気づかれずに矯正を行うことができる
部分矯正のデメリット
- でこぼこがの度合いにより部分矯正では対応できない場合がある
- 上下の咬み合わせに問題があると、治療後に安定しにくい。
部分矯正で治療した症例
●部分矯正下顎叢生症例
主訴 | 下の歯のデコボコ |
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診断名 | Angle Ⅰ 級 叢生 |
年齢 | 35才2カ月 |
装置 | 下顎マルチブラケット矯正装置 |
治療期間 | 8カ月 |
治療費(税別) | ¥350,000 (この他、検査診断料¥40,000、および来院時に処置料¥5,000または観察料¥3,000が、また装置除去時に保定装置料¥30,000が必要です) |
説明 | 歯の移動が終えた後は、舌の歯を裏側からワイヤーにて固定した保定装置(後戻り防止装置)にて、経過観察を行います。歯の磨き方が悪いと、虫歯や歯肉炎になりますので、歯ブラシを丁寧に行うことが大切です。リスクとしては、歯槽骨や歯根吸収が生ずることがあります。叢生の程度がひどく年齢が高い場合は、ブラックトライアングルと言って、歯と歯の間の隙間が目立つようになる場合もあります。 |
●部分矯正上顎前歯の一部反対咬合症例
主訴 | 上の歯のデコボコ |
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診断名 | Angle Ⅰ 級 叢生 |
年齢 | 21才7カ月 |
装置 | マルチブラケット装置(いわゆるワイヤー装置) |
治療期間 | 11カ月 |
治療費(税別) | ¥650,000 (この他、検査診断料¥40,000、および来院時に処置料¥5,000または観察料¥3,000が、また装置除去時に保定装置料¥60,000が必要です) |
説明 | 歯の移動が終えた後は、保定装置(後戻り防止装置)にて、経過観察を行います。歯の磨き方が悪いと、虫歯や歯肉炎になりますので、歯ブラシを丁寧に行うことが大切です。リスクとしては、歯槽骨や歯根吸収が生ずることがあります。 |
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