大田区ささき矯正歯科TOP > 症状の種類と治療例 > 口元が出ている(上下顎前突)
口元が出ている(上下顎前突) とは
上下の前歯、または上下のあごの骨が出ている状態を上下顎前突といいます。
目立った歯のでこぼこなどはほとんどありませんが、お顔を横から見た時に口元だけが出っ張っているように見えます。
リラックスした状態でも、唇は開いた状態であり、唇を閉じようとするとオトガイ部に梅干し大ほどの緊張が見られます。普段は口元が開いているため口呼吸になり易く、また、前歯への唇のサポート(リップサポート)が失われるため、舌と唇の筋肉の調和がく乱れて歯列の安定性に影響してきます。
また、上下顎前突の方は、舌圧が強く、舌癖が見られることから、舌の癖を治す訓練が必要になってきます。
この問題点は小学生の時点では解決しません。
むしろ、小学生の段階では上下顎の成長のバランスをとるためや、上下顎歯列をガタガタなく配列するため結果的に上下顎前突になってしまっていることがあります。中学生~高校生に鼻やオトガイの成長を示すことが多いので、軟組織のバランスの評価は中学生以降に行った方が良いです。
上下顎前突症例
●症例Ⅰ
主訴 | 口が閉じにくい |
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診断名 | 上下顎前突 |
年齢 | 15才 9カ月 |
装置 | マルチブラケット装置(いわゆるワイヤー装置) |
抜歯部位 | 上下顎第一小臼歯抜歯 |
治療期間 | 2年 0カ月 |
治療費(税別) | ¥750,000 (この他、検査診断料¥40,000、および来院時に処置料¥5,000または観察料¥3,000が、また装置除去時に保定装置料¥60,000が必要です) |
説明 | マルチブラケット装置が外れた後は、保定装置(後戻り防止装置)にて、経過観察を行います。リスクとしては、歯槽骨や歯根吸収が生ずることがあります。また、歯の磨き方が悪いと、虫歯や歯肉炎になりますので、歯ブラシを丁寧に行うことが大切です。 |
●症例Ⅱ
主訴 | 口元の見た目が気になる |
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診断名 | 上下顎前突 |
年齢 | 16才 2カ月 |
装置 | マルチブラケット装置(いわゆるワイヤー装置) |
抜歯部位 | 上下顎第一小臼歯抜歯 |
治療期間 | 2年 4カ月 |
治療費(税別) | ¥750,000 (この他、検査診断料¥40,000、および来院時に処置料¥5,000または観察料¥3,000が、また装置除去時に保定装置料¥60,000が必要です) |
説明 | マルチブラケット装置が外れた後は、保定装置(後戻り防止装置)にて、経過観察を行います。リスクとしては、歯槽骨や歯根吸収が生ずることがあります。また、歯の磨き方が悪いと、虫歯や歯肉炎になりますので、歯ブラシを丁寧に行うことが大切です。 |
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